歯を一本でも失ってしまうと、身体に悪影響を及ぼすことがありますし、何よりコンプレックスになります。放置していてもあまり良いことはありませんので、歯医者にインプラント治療をしてもらいましょう。なお、インプラント治療には「一回法」と「二回法」という施術があります。今回は、二回法について簡潔にまとめましたので、是非参考にしてください。
歯を失っている箇所の歯肉をメスで切開します。その後、専用のドリルを使用して、アゴの骨に穴を開けます。
アゴの骨に穴を開けたら、インプラント体を埋め込みます。そして、インプラント体が完全に隠れるように歯肉を縫い合わせます。
インプラント体がアゴの骨とくっつくまで、数ヶ月ほど待つことになります。歯医者から結合するまでの間の過ごし方についてのアドバイスがあると思いますので、しっかりと聞いておきましょう。
インプラント体がアゴの骨と結合しましたら、再び歯肉を切開し、アバットメントと呼ばれる土台をインプラント体に装着します。
アバットメントを装着した後、その上部に人工の歯冠を装着し、治療は完了です。今後は快適な生活を送ることができるようになりますよ。
インプラント治療の仕上がり具合は、歯医者の技術力だけでなく、患者自身の行動にも成功できるかどうかが懸かっています。ですから、治療に良い行動をしていきましょう。
インプラント治療をするにあたり、カウンセリングをすることになります。インプラント治療について何も知識がないと、歯医者が説明している内容が理解できなかったり、何を質問していいか分からなかったりしてしまい、何が自身に合った治療法なのか判断ができないのです。インターネットで検索をすれば、インプラントに関する情報が掲載されていますので、事前に勉強しておきましょう。
トラブル無くインプラント治療を終えるには、歯医者側が患者の悩みを、しっかりと把握しておく必要があります。そのため、カウンセリングの時は、歯に関する詳細な悩みを伝えるようにしてください。予め歯医者に伝えることをリスト化しておけば、伝え忘れを防止することができます。
インプラント治療をする前に必ず検査をすることなります。人によって実施される検査は様々ですが、必要な検査と不要な検査があります。必要な検査をやらなかったことにより、トラブルになる可能性がありますので、「検査にはどのようなものがあるのか」「自分にはどのような検査が必要なのか」については、しっかりとチェックしておきましょう。
インプラント治療はノーリスクではありません。自分自身の行動によって、失敗してしまうこともあるのです。なるべくリスクを抑えるためにも、注意点については頭に入れておきましょう。